マナラビューティー　素敵なあの人を訪ねて　第6回　

こんにちは

マナラビューティー編集部の水野那菜です！

マナラは女性の社会進出・活躍を応援しています。

今回は、転職エージェントとして活躍する森本様にインタビューをさせていただきました。

森本 千賀子様　profile

1970年生まれ。滋賀県出身。2児の母。

1993年（株）リクルートキャリアに入社し転職エージェントとして活躍。

累計売上実績は歴代トップ。2017年に独立し、株式会社morich設立。ＮＨＫ「プロフェッショナル～仕事の流儀～」にも出演。

父の会社が突然の倒産　お金よりも大切なものがある

ー世のため人のための人生が私の生きる指針ー

神様、弟を救ってください

私の幼少期は、1歳下の弟が全てでした。弟は2歳の時に難病を発症したのです。1年のうち8割は入院していて、そんな弟が本当に可哀想で、何もできない自分が悔しくて。

小学校の先生にすすめられた偉人伝を読み漁っていると、偉人たちは「自分のために」ではなく人のため、つまり「利他」の精神で「世の中を良くするために」努力していると気づいたのです。そこで私は幼いながらに「世の中のためによいことをすれば、それがブーメランの様に弟に戻ってきて病気が治るはず！」と思い、誰かを助けることを心掛けて生活していました。

幼心に「神様、どうか弟をお助けください」と祈るように。それから年月が過ぎ、何とか弟の難病は中学生で完治したのです！神様はきっと私の行動を見ていてくれたのだと、本当に嬉しかったことを覚えています。

父から1本の電話

そんな幼少期を過ごしていたので、常に「誰かのため」に生きていくことがその後も私の指針でした。

就職する際も「人」を助ける仕事がしたく、現㈱リクルートキャリアに入社。「誰かの役に立てている！」と充実していました。そんなあるとき、父から1本の電話が入ったのです。「会社が倒産する」と。

脱サラしてたちあげた父の会社は、いつの間にか借金だらけだったのです。住み慣れた実家も、財産も全てを失いました。思い出が詰まったアルバムだけを背負って、実家を明け渡したあの日のことは忘れられません。そんな絶望の中でも、救いの手を差し伸べてくれる人が現れたのです。なんと、恩師が借金を肩代わりしてくれると言うではありませんか。

「返せるときに返してくれたらいい」その言葉にどれだけ救われたことか・・・。

その恩に報いるためにも一生懸命、仕事に邁進しました。

人のために努力していれば

どんなに苦しくても自分を見失わず、「誰かのために」必死に働いていたら、13年経ってようやく恩師に借金を返すことができました。

世のため、人のために一生懸命努力していれば、必ず報われる。まさにこのことを実感した2度の目の経験となりました。

大切なのは「円」より「縁」

一時期は突然降ってきた借金に頭がいっぱいで、苦しんだこともあります。そんな中でも「人との縁」を大切にしたいたからこそ、私たち家族は救われました。

あれから25年間所属した㈱リクルートキャリアを離れ、安心してチャレンジできる会社を設立し、今では企業と人との縁を紡ぐことをサポートする仕事をしています。

これからも、多くの方々とご縁を紡ぐことが楽しみでなりません。

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いちばんは〈ホットクレンジングゲル〉！

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思春期の息子は、ニキビが気になるお年頃なので、〈ピンクハーブクレンジング〉でケアをしています♪