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2025.06.20
MANARA with編集部
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素敵なあの人を訪ねて 第14回 小林 真弓様
マナラビューティー 素敵なあの人を訪ねて 第14回
こんにちは
マナラビューティー編集部の水野那菜です!
マナラでは女性の社会進出、活躍を応援しています。
今回は埼玉県にお住いの小林様にインタビューをしました。
小林 真弓 様 profile
1962年埼玉県生まれ。39歳で離婚後、2人の男児を育てる。健康運動指導士と管理栄養士の資格を持ち、アスリートからご高齢の方まで幅広い年齢層の方の健康をサポート。2023年にはホノルルマラソンに参加し、完走を果たす。60歳で大学に入学し、現在は学業とフィットネス講師の両立をしている。
私、62歳。いま、大学生です。
ー亡くなった親の願いを叶えるためにー
学校の先生になるはずが、エアロビの講師に!?
私は教育熱心な両親のもと、幼少期から厳しく育てられました。両親の希望する進路は「学校の先生」。しかし反抗心が強かった私は20歳のときに「フィットネス業界」に魅了され、「エアロビクスダンスの先生」になりました。エアロビの先生になった私に対し、心中穏やかではない両親。その後、結婚、出産、離婚を経て、相変わらず多忙な私の子育てに協力はしてくれるものの、ついにある日事件が起きました。海外で開催される世界大会にパーソナルトレーナーとして帯同するオファーをもらった私に、両親が「一体、子どもはどうするんだ!」と激しく𠮟責したのです。「喜んでくれる」と思っていた私は「何故、喜んでくれないの?こんな栄誉ある仕事をもらえたのに…!」と大泣きしてしまいました。私の心からの叫びに両親はハッとしたように黙り込んでしまったのです。
忘れられない父からの言葉
40、50代…私は更なる激動の時期を過ごし、仕事も子育ても、両親の助けなしには生活ができなかったときもあるほど。フィットネス以外のアルバイトもたくさんこなし、心身ともに疲れ切った時期でした。しかし、あの事件から私のなかの両親への反抗心はなかなか消えず、感謝しながらも心から打ち解けられなかった気がしています。そんな両親も私が還暦になった年に亡くなってしまいました。父は臨終が近づいたある日、「がんばれ。真弓、ありがとうな」と言ってくれたのです。私は自分本位な私をずっと応援して支えてくれていた両親に、素直にありがとうと伝えられなかったことを悔やみ、両親が亡くなった喪失感は未だに消えていません
60歳過ぎたって、なんでもできる!
実は、両親が存命中に、私に「大学の講師にならないか」という話が舞い込みました。ところが「学士」も持っていない私は最終的にそのチャンスを活かせず、とても残念がった両親に「学士を取得するために大学に行こうかなぁ?」と相談したところ大変喜んでくれたのです。当時の最先端だった職業、フィットネスに魅了されてから40年。今は「還暦コンディショニングトレーナー」として活動しながら、私は60歳で大学生になりました。両親との約束を果たすために、通信大学で、経営、経済、ITを学んでいます。卒業すれば両親は大変喜んでくれるでしょう。60歳過ぎても、なんでも挑戦できるものですね。去年はホノルルマラソンも完走できました!両親のように長生きしてこれからの人生をもっと楽しむつもりです。
小林様のお気に入りマナラ
スゴク大好きで、効果に期待してケチらずにたっぷり首まで使っています!肌がごくごく飲んでいるようになじんでくれる使用感がお気に入りです♪

※取材時よりパッケージデザインが変更になっております。
※掲載内容は、依頼したインタビューをもとに編集・構成しております。使用感には個人差がございます。