よみもの
特別企画
2021.11.30
MANARA with編集部
2021.11.30
MANARA with編集部
素敵なあの人を訪ねて 第1回 斉藤 由美子様
マナラビューティー 素敵なあの人を訪ねて 第1回
マナラビューティー編集部の水野那菜です!
マナラは女性の社会進出・活躍を応援しています。
そこで今回は、人材育成・プロコーチ&キャリアコンサルタントとして活躍中の斉藤様にインタビューしました。
(株)リクルートマネジメントソリューションズで産休復帰の第1号に
私が子どもを産んだ約30年前は、「時短勤務」制度がなかったんです。
そのため当時の社長は私に「9時17時勤務」という枠をつくってくれました。
しかし、この時間の中では、私のやりたかったマネージャー職ができないことを告げられて…。
せっかく復帰したのにショックでした。けれど、この経験があったからこそ、
「自分がやりたい仕事をしたい」という思いが強くなり、「何時まで働いたらマネージャー職に戻れますか!?」
と社長に直談判したのです。
産休復帰自体初めてだったのに、復帰後半年でマネージャー職に戻るという異例の「子育て復職マネージャー第1号」となりました。
仕事を辞める選択肢はなかった
そんな時代でしたから、女性は結婚して子どもを産んだら家にいるのが当たり前でした。
「なんでそんなに頑張るの?」って思いますよね?
それは私が本当に仕事が大好きだから!子どもが産まれると、「●●くんのママ」って呼ばれますよね?
だけど、私自身は「● ●くんのママ」じゃなくて、仕事をすることで「たった1人の」でいたかったのです。
「じゃあ子育てはどうしていたの?」と思われますよね(笑)
私の場合、義理の両親とチームを組んで役割分担しながら、子どものお迎えを助けてもらっていました。
「1週間に1回は絶対に私がお迎えに行く!」という条件でね(笑)
1人で抱え込まず、頼れることって大切だと思っています。
離婚、リーマンショック…。人生のどん底に
その後次男を授かり、復職したあとに離婚を経験しました。
今思えば、人生のどん底だったんじゃないかなと思います。
しかも、リーマンショックが起こり、
大事なチームメンバーを何人も自分の手で解雇しなければならない状況に。
目の前が真っ暗になっていきました。
それが転機となり8年前、独立して起業したのです。
「シングルマザーの私だからできる人材育成」を目指し、第2のキャリア人生がスタートしました。
上司との関係に悩んでいた息子
現在、私は女性のキャリアをを応援する仕事をしています。
女性が自立し、自分の得意分野で輝くことがこれからの生き方だと感じ、そのお手伝いをしています。
これまでいろいろなことがありましたが、あっという間に子育てもひと段落して、
長男は27歳になりました。しかし、彼がまだ新入社員だった頃、寝室からうなり声が聞こえてきたのです。
声をかけると、「上司が、夢でも叱ってくるんだ…。」と言うではありませんか。
人材の仕事をしていた私は、そんな息子と同じように苦しんでいる人のために3年がかりで、本を出版しました。
私ができることは、「道の数を見せること」。その中の道の1つが誰かのきっかけになってくれたらいいなと思っています。
モットーは
「大変なことをおもしろがる」
2人の子どもがいて、シングルマザーで、仕事を辞めて…なんて言ったら「大変そう」と思われるかもしれません。
だけど、私「つらい」とか「逃げ出したい」って思ったことがないんです。
だって神様は私に乗り越えられる試練しか与えないから。
大変なときは「神様は今、私にこうしてほしいのかも!」と、おもしろがるようにしています。
私はラクな人生を選ばない。だって、〝ラク〞ってつまらないから!
せっかくなら「自分の人生って最高におもしろい!」って胸を張って言いたいものね。
インタビューを終えて
斉藤様のお話が楽しくてあっという間に時間が経ちました!
撮影では、お肌が本当にお綺麗で、ヘアメイクさんも「57歳のお肌じゃないです!」と大絶賛!
斉藤様素敵なお話をありがとうございました。
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